小石原のあと続いて日田市 源栄町皿山(小鹿田)に
向けて車を走らせました。
狭い山越の道をたどりようやく着いた小鹿田は
1705年の開窯以来、伝統技法とその心を一子相伝で
伝え続ける焼物の里です。
毎年ゴールデンウィークの5月3日(水)4日(木)には
10軒ある窯元の軒先に窯出したばかりの小鹿田焼の
皿や壺をところ狭しと並べて即売する
「唐臼祭」(からうすまつり)が行われます。
こうした5月の喧騒を避けようと一足早く行った小鹿田は
静かな山間に清流の水を利用して陶土を砕く
「唐臼」の音が昔ながらに響いていて、窯元には陶土の
精製プールや陶器を乾燥する広場があり、焼き物の里の
原風景をゆっくりと楽しむことが出来ました。